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夕暮れ時のボウ川でフロート・トリップ

執筆者: Lynn Martel

リンにとってカナディアン・ロッキーは、まさに天国。未開の地を冒険し、最高に美しい自然と出会い、たくさんの友達に囲まれ、興味深い話を聞くことができる場所です。彼女はこれまでに2冊のアドベンチャーブックと、ダイナミックな山の魅力を紹介する9冊の本を出版し、何百もの記事を書きました。現在もキーボードとカメラを手に、バックパック1つで冒険を続けています。

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私は、妹が指さす方向を目で追いかけました。すぐさま、両親、姪っ子、義理の弟の全員が妹と興奮を分かち合います。カナディアン・ロッキーの町、キャンモアから流れるボウ川。私たちは大きなゴムボートに腰を下ろし、ターコイズブルーの水面に静かに浮かんでいました。すると、電柱のてっぺんにリースほどの大きさのミサゴの巣があるのが見えたのです(ミサゴは人が作った建造物に巣を作るのが好きです)。父の日をどうやってお祝いするか、何週間も前から計画を練ってきた妹と私は、フロート・トリップを選んで正解だったと、嬉しさがこみ上げてきます。かわいいくちばしを目一杯開け、巣から頭をぴょこんと出している3羽のふわふわの小鳥に、母鳥がとれたての魚を与えています。この決定的瞬間を家族全員で見ることができたなんて、まさに奇跡です。心に残る感動的な光景でした。

水面を滑るラフティング

それは雲ひとつない夏の夜でした。ボウ川のネイチャー・フロートの起点は、キャンモアから東へ車でわずか5分行ったところにある小さな河原。私たちが駐車している間に、カナディアン・ロッキー・ラフティングのシャトルバスが到着しました。バンフからやって来た他のツアー客が降りてきます。下は5歳から上は70歳まで総勢6人の私たちのグループに、ティーンエイジャーの息子と娘がいるドイツ人家族と公認ガイドのベンが加わりました。川岸を離れる前に、ベンが1人1人にライフジャケットを着せてくれます。夜のツアーということで、私たちは事前のアドバイスに従って長ズボンとジャケットを着ていました。それでも寒くないようにと、ベンはブランケットも配ります。

それから、ボートの上で危険な目に会わないために重要なことをすべて教えてくれました。特に、川岸の近くで水の上に垂れ下がる枝をつかむのはご法度だそうです。私の父は、2時間におよぶネイチャー・フロートで最初から最後まで暖かく、濡れずにいられることを喜んでいました。

大自然のドキュメンタリー

ポチャン、ポチャン。オールが水に沈むリズミカルな音に癒やされながら、ゆったりと流れる川を進みます。ベンはオールを漕ぎながら、周辺のデッド・マンズ・フラッツの名前の由来を面白おかしく語ります。さらに、ボウ川が「弓(ボウ)が取れた場所」を意味していると解説は続きます。先住民族は、川岸に生えた苗木から狩猟用の弓を作っていたのです。

キャンモアから約90分の場所にあるボウ湖を源流とし、東に向かって流れるボウ川は、バンフ国立公園で最も長い川だということがわかりました。ボウ川をはじめとする、氷河から溶け出した水が流れ込む川や湖が美しいターコイズブルーの輝きを放っているのは、氷河水に含まれる細かい岩の粒子が太陽の光を屈折させているからだそうです。それを知った両親は感激していました。うっすらと雪の積もったスリー・シスターズの3つの頂上が夕焼けでバラ色に染まり始めた頃、水の跳ねる音が静寂を破りました。太った茶色のビーバーが1匹、川に入って、本流から少し外れた場所にある大小の枝と葉で作られた巨大なダムを目指して泳いでいきます。きっと、私たちの写真撮影のために協力してくれたのでしょう。

主なアクティビティー
  • ラフティング
  • 野生動物ウォッチング
体験者