バケーションには計画が必要です。でも、アルバータで休暇を過ごすなら、大金を持っていなくても大丈夫。夏の1日を無料で満喫できる、ジャスパー国立公園周辺の5つのスポットをご紹介します。
バイク公園を楽しんだ後は道を渡り、2017年にオープンしたヒントン最新の屋外アトラクションに足を運んでみましょう。この18ホールのディスク・ゴルフコースは、森林に囲まれた環境を活かし、コース自体に自然の景色と風光明媚なアルバータの地形を組み込んでいます。ぜひ家族全員で訪れてください。時間を節約するために、町のインフォメーションセンターでディスクを事前に受け取っておくとよいでしょう。その際、少額の保証金が必要です。
フードゥーを見学できるのはアルバータ南部だけだと思っていませんか。それは本当でしょうか。ヒントンの東側を車でひとっ走りして、 ハイウェイ16号線を北に進み、そこからワイルド・スカルプチャー・トレイル沿いに1kmほど歩くと、珍しい砂岩の形成物が見えてきます。この岩柱は、数千年前に溶けた氷河によってサンダンス・バレーが生まれた際に、さまざまな浸食パターンによって形成された地形です。まさにアルバータの隠れた名所です。それ以外にも、渓谷の奥深くへトレッキングに出かけたり、7つの美しい湖から成る近くのエマーソン湖にキャンプを張ったりと、公園内ではいろいろな楽しみ方ができます。
野生生物を見てみたいなら、ビーバー・ボードウォークに勝る場所はありません。この施設は2006年にヒントンの町の設立50周年を記念して建設されました。木でできたユニークな遊歩道を歩いていると、さまざまな種類の両生類、湿地の植物、そしてビーバーの姿を間近で見ることができます。ハッピー・クリーク沿いにぐねぐねと伸びる遊歩道を歩き、ヒントンの有名なトレイル網を通り、最後はマックスウェル湖の岸辺に戻ります。道中に設置されている案内板を読むと、この地域に棲息するさまざまな種に関して詳しく知ることができるだけでなく、このような湿地が今後何世代にもわたってその姿を留めるためには私たち一人一人がどうすればよいのかをあらためて考えさせてくれます
おそらく、読者の皆さんは、肉体的にきついアクティビティを期待しているわけではないでしょう。そうだとすれば、ヒントンは皆さんにぴったりです。町のドライブガイドの無料パンフレットを入手したらセルフガイドのツアーに出かけ、車に乗ってくつろいだまま町の歴史を気ままに見学してみましょう。最初の入植者や農場経営者について知るには、その時代の古い施設を自分自身の目で確かめるのが一番です。コール・ブランチ・アーカイブスとヒントン駅では、歴史的に重要な産業について学ぶことができます。ただし、グリーン・スクエアでピクニックランチを楽しむ時間は残しておいてください。込み入った質問があればグリーン・スクエアの観光案内所で対応してくれます。