アルバータ州にあるカラマツのベストビュースポット

Travel Alberta

Jun 29, 2018 - この記事の所要時間:4分

毎年秋になると、夏には誰も気に留めない地味なカラマツの木を探そうと、旅行者や地元の人たちがアルバータ州の山に押し寄せます。 

北米原産のタカネカラマツ(別名アメリカカラマツ)は、山での生育に大変適しています。

乾燥した環境にも耐えることから、しばしば「先駆種」と呼ばれるこの木は、土壌浸食を防ぐのが大得意。砂利だらけの乾いた土地でも頻繁に見られます。 しかし、この木が世界中の人々を引き寄せる理由は別にあります。

落葉性の針葉樹であるカラマツは、他の多くのマツとは異なり、毎年秋に森林の地面に葉を落とす前に、柔らかい緑の針葉が金銅色になるというユニークな特性を持っています。秋になると、そんなカラマツの葉が、美しいカナディアン・ロッキーを神秘的な秋色に染めます。友人に自撮り写真を見せても、本物だと信じてもらえないほど。 

カラマツの木立は、年に1度だけ突然金色のパレットと化しますが、長続きしないこともよくあります。見事な山の秋景色が見られるのはほんのつかの間。ここでは、アルバータ州で今年の秋にカラマツの景色が楽しめるお勧めスポットをご紹介します。 

バンフ国立公園

カラマツの谷を意味するラーチ・バレーは、カラマツ見物の拠点となるアルバータ州バンフの中心に位置しています。

畏敬の念を誘う美しいモレーン湖を訪れた後は、ラーチ・バレーとセンチネル・パス・トレイルを目指しましょう。途中で、カラマツの生えた広い牧草地を抜け、鋭い岩の頂を通り過ぎます。 

ラーチ・バレー・トレイルの頂上の標高は約610m。センチネル・パスを2.5km登ると、谷全体に広がる黄金色のカラマツの素晴らしい眺めが楽しめます。 

カラマツの見頃にはトレイルが混み合いますので、早朝に行くか、代わりに次の場所に行かれることをお勧めします。ヒーリー・パス、ボルダー・パス、アルニカ湖は、どれもカラマツの絶景が楽しめる穴場スポットです(他にもいくつかあります)。 

思い出深い秋を体験したいなら、馬に乗ってトレイルを進み、サンダンス・ロッジで1泊するバンフ・トレイル・ライダーズのツアーに参加してみてはいかがですか。思い出に残るのはもちろん、カラマツの季節を最前列で堪能できます。 

カナナスキス・カントリー

もう少しカルガリーに近い場所をお探しなら、カナナスキス・カントリーへ。さまざまな難易度のハイキングコースがあり、いずれからもカラマツの素晴らしい景色が楽しめます。 

この一帯で指折りの景色を見てみたい方は、ハイウッド・パス駐車場からポカテラ・リッジに入り、尾根伝いに11kmハイキングしましょう。   

地元の人たちに人気のこのトレイルでは、2つ目と3つ目の山頂の間にうっそうと茂るカラマツの森があります。ここから下りてハイウッド・パス駐車場で友人と合流し、お祝いの飲み物を楽しみましょう。

もう少し楽なコースで素晴らしい景色を堪能したいなら、チェスター湖をチェックしましょう。

チェスター湖の魅力は、どの季節でも、どのような人でも、何かしらの貴重な体験ができること。この一帯で比較的難易度の低いハイキングコースを有するチェスター湖は、キャンモアからスプレー・バレー・ロード経由で約43kmのスプレー・バレー州立公園内に位置しています。標高差はわずか400mで、カラマツのベストビュースポットの1つでもあります。

秋になると、チェスター山の絶壁をバックに、黄金色の光を放つカラマツが湖の縁を彩ります。ぜひお見逃しなく。

アルバータ州の秋の写真がここにあります。

ジャスパー国立公園

ジャスパーにはカラマツのビュースポットがたくさんありますが、1泊の予定で見に行くのがベスト。ジャスパー国立公園のスカイライン・トレイルを登り、ショベル・パス・ロッジに行きましょう。

ロッジは9月の労働者の日がある週末まで利用できます。条件が揃えば、初秋の鮮やかな色に染まった木立が点在する様子が見られるかもしれません。 

もう少しゆっくり景色を楽しみたい方は、カラマツの見頃の時期にジャスパー・スカイトラムに乗りましょう。